令和6年度利賀ダム付替市道整備他工事

現場日誌

2025年12月の日誌

新岩渕橋A2橋台8 2025/12/19 

今週は本工事最後の作業を行い、現場作業は今日でほぼ完了しました。

 

土砂を敷き均し、転圧します。構造物際はハンドガイドローラーでは締固めできない箇所もあるので、プレートコンパクターで入念に島固めます。


 

 

埋戻しが完了しました。
橋台施工ヤードの造成が除雪後の4月中旬から開始し、7月下旬に仮桟橋の架設を行いました。橋台本体の施工が8月上旬に開始し、12月中旬に施工が完了しました。天候に左右される作業ばかりでしたが、梅雨時期の施工ヤード造成(盛土)時には降雨の影響が少なく、橋台のコンクリート打設日は晴天に見舞われて、天候にはかなり恵まれたので本当に助かりました。


 

最後に、仮桟橋は昨年のような積雪量に耐えられないので、覆工板のみを取り外し、橋に雪が積もらないようにします。ちなみに、昨シーズンは4月上旬でも2m超えの積雪量でした。



覆工板を取り外した状態です。念のために転落防止にとトラロープで囲い封鎖しました。
来週の月曜日に工事看板及び保安設備等を撤去し、現場完了となります。

新岩渕橋A2橋台7 2025/12/13 

12月に入り、4日、5日に雪が降り、積雪しました。


現場での除雪状況です。市民センターでの計測計器では、累計で40㎝程度の積雪がありました。その後は徐々に雪が融けてきています。


型枠解体後はコンクリート非破壊試験を行います。
衝撃弾性波試験といって、コンクリートが所定の強度(規格値)を有しているか確認しています。


 

コンクリート内部の鉄筋の配筋状態及びかぶり(鉄筋表面からコンクリート表面までの距離)を測定し、所定の規格値や施工精度を有しているか鉄筋探査機にて確認しています。
どちらの試験も結果は良好でした。


 

足場を撤去しました。橋台まわりのくぼんでいる箇所の埋戻しをして橋台工は完成します。土日の間に雪が融けて消えると思います。この時期に利賀村で積雪がこの程度で助かりました。