能越道 中波地盤改良その3外工事

現場日誌

2012年03月の日誌

現場に関する日記です。

【満保】完了。 2012/03/21 晴れ。

本日をもちまして全ての作業が終了いたしました。完成写真も撮影し終え、後は完成検査を待つばかりです。もちろん書類作りに追われていますが...。つたない文章で続けてきたこの工事日誌でしたが、いかがでしたでしょうか。自分ではよく続いた方だと思います(^_^;)当り障りのないよう書くことに必死でしたが、ついつい行き過ぎた感があったことをお許しください。

早速ですが着工前と完成写真をご覧ください。


         ”着工前”


         ”完成”

決して間違いさがしではありませんので。悲しいかな地盤改良工事はあくまでも地盤がメインですので、完成写真を見ても一体何が完成したんだ?という疑問は否めません。それでもこの中波地区の地面の下には幾多の改良体が人知れず地盤を力強く支えていることを忘れないでください。

それでは最後に無事故・無災害で達成できたこと、工事に携わった協力会者みなさま、そして地元の方々のご理解とご協力に深く感謝申し上げます。

【満保】舗装工。 2012/03/16 晴れ。

昨日・今日と天気はいいのですが、やたらと風が冷たいので風の切れ間の日差しがすごく暖かく感じます。寒暖の差が激しいと体調を崩しやすいので、気を付けたいものです。といっても出来ることと言えばうがい手洗い位なものですが。

さて、当現場も今日の舗装工をもちまして全てすべて終了となります。


       ”舗設状況”


      ”舗設完了!!”

舗装をすると、とたんに現場が見栄えよくなりますね。これでもう長靴を洗う毎日から解放されそうです。もう少し片づけや掃除をしたら、いよいよ完成写真です。



【満保】魚。 2012/03/10 くもり。

所長が、現場から事務所へ帰ってくる途中に、海岸に打ち上げられていたさかなです。



太刀魚のように見えますが、体長は1m以上あったそうです。撮影時はまだ生きていたらしいのですが、まもなく鳥のえじきとなり、見るも無残な姿になりはてていました。こんな時”さかなくん”に聞けばすぐ名前を教えてくれそうですね。

続いて、中波B地区で行った事後調査ボーリングで採取した試料の写真です。


    ”発注者による確認状況”


    ”コンクリートのような状態のコア”

土とセメントがきれいに混ざっているのが確認できます。このような改良体を盛土予定範囲に造成することで、しっかりとした基礎を築き、将来の能越道を支えると共に、盛土の荷重による地滑りや、周辺の地盤の変位を防止することが期待できます。特に氷見は粘土状の軟弱な地盤が多く、このような地盤改良が不可欠です。まさにインフラ(基盤)整備といったところでしょうか。


明日で東日本大震災から一年が経ちます。連日テレビやラジオで特集や被災地の状況が伝えられていますが、ご家族、特に自分と同じ位の子供を亡くされた方の報道が一番身に詰まる想いになります。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

【満保】終盤。 2012/03/06 雨後くもり。

心の中では毎日更新しているつもりでしたが、現実はどうやら違っていました。前回の更新から半月余りも過ぎていた事を心よりお詫びします<(_ _)>

さて、当中波地盤改良その3外工事も工期が残りわずかとなり、残る作業も工事用道路の舗装と、矢板引抜きとなりました。俗に言う「先が見えた!」状況になりつつあります。そして現在の作業内容ですが、


  ”工事用道路 路盤すき取り”


  ”エポコラム事後調査ボーリング(B地区)”

となっております。B地区の事後調査ボーリングについて補足しますと、地盤調査が目的ではなく地盤改良を行った箇所が既定の深さまで到達しているかを確認するものであります。また、コアと呼ばれる試料を採取して圧縮器にかけ、つぶれるまでの強度が基準を満たしているか確認します。前回のE地区では十分な強度がでており、今回も良好な結果でるものと確信しています。

話は変わりまして、ここ2週間の間に現場内の雪も完全になくなりました。山肌も淡い緑に覆われ、春の野花が咲き始めています。


       ”オオイヌノフグリ”


         ”ふきのとう”

ちなみにこの”オオイヌノフグリ”のフグリとは陰嚢の意だそう。つまり”大きな犬のたま”

いよいよ春ですね♪