脇神こ道橋下部工工事

現場日誌

2015年01月の日誌

 

コーン貫入試験 2015/01/16 曇り

今日はコーン貫入試験を行いました。
コーン貫入試験とは、その土地の地盤状況(固さ)を調べるための地質調査です。
この試験によって、土の中の支持層の深さや軟弱地層の厚さを確認したり、
土壌の密度、間隙率、粘着性などの物質性を観測することができます。

なぜこの試験を行うかというと、現場の土地のトラフィカビリティを調べるためです。
建設機械が土の運搬作業をはじめとして、現場を走行するとき、
その走行する地面の状態によって走りやすさが違い、作業能率に大きく影響します。
また、状態によっては作業ができないこともあります。
トラフィカビリティとは、機械の走行に耐えうる地面の能力(走行可能な度合)をいいます。

なんだかとても難しく感じてしまいますが、安全に効率よく現場での作業ができるように
どのような対策を講じたらよいかを判断するための大切な調査というわけです。
この調査の結果をうけての改善策として、我々の現場では、
ダンプトラックが走りやすい地面の状態になるように鉄板を敷いています。

このような調査を行うことにより、効率よく作業ができるように
また、事前に少しでも危険因子を摘み取っていけたらと思います。