令和5年度利賀ダム付替市道整備他工事

現場日誌

2023年08月の日誌

現場に関する日記です。

安全管理 2023/08/30 

今日は、店社パトロールが実施されました。
社長をはじめとする衛生管理者等の方々が、実際に工事の施工状況、安全管理
を確認されました。

 

いつもとは違った指摘等もあり、現場の空気も一段と引き締まったと思い
ます。


その後は、建設業における災害を防止するため、協力業者さんに出席して
いただき、災害防止協議会を開催しました。


来週から橋台工の施工が始まるので、安全管理や工程管理について、意見
交換も行いました。
協力業者さんと一丸となって、無事故・無災害で竣工できるように努めて
いきます。

補強盛土2 2023/08/25 

長いお盆休みも、あっという間に終わり、21日(月)から工事を再開
しています。
お盆明け後も連日、暑い日が続いていますが、利賀村は平地よりも
2~3℃気温が低いです。熱中症に気を付けて作業を進めています。


引き続き、小谷橋での補強盛土を施工しています。
A2橋台谷側の補強盛土の施工が完了しました。

 

A2橋台山側の補強盛土上部の路体盛土の施工状況です。厚さ30cm
になるように土砂を敷き均し、締固めを行い、所定の高さまで盛土し
ます。


 

路体盛土が完了しました。

今度は、A1橋台の山側での施工となるので、重機や資材等を移動し
施工前の準備を行っていきます。。
 

補強盛土 2023/08/07 

橋台という、橋を支える土台のまわりの盛土を補強しています。
場所は小谷橋で、今までの工事箇所とは少し離れた位置になります。

 

掘削後、L字型の鋼製ユニットを配置し、アラミド繊維の網状のマットを敷設し、鋼製ユニットと連結します。
網状のマットは土砂の重み(摩擦)で盛土を補強する役目を担っています。

 

鋼製ユニットに植生シートを取り付け、土圧に負けないように斜体部材を取り付けます。
植生シートには種子が入っているため、施工後に草が生えてきて、法面を保護してくれ
ます。


設置完了です。この後、土砂を入れて盛土します。

 

土砂を敷き均し、転圧しています。今回は、狭隘部での施工なのでローラーは使えません。
鋼製ユニットの高さに対して、2層に分けて十分に締固めます。
この一連の作業を繰り返し行い、橋の上部まで施工します。


小谷橋の山側が完成しました。今度は谷側を施工し、反対側の橋台まわりも施工します。
この工法は、植生シートにより法面の緑化ができ、擁壁などのコンクリート構造物等に
比べて壁面(法面)の表面温度が低く、地球温暖化防止工法として注目されています。